メラトニンって聞いたことありますか?
私は夜寝ると出るホルモンで、一日のリズムを作るホルモンということは、
知っていて
夜眠れなかったりすると
若いころに比べてメラトニンが減ってきたからかなぁと漠然と思っていました。
確かにそうなのですが
メラトニンの作用はそれだけではなかったのです。
アンチエイジングの強い味方で、抗酸化作用を持っていました。
体内細胞組織が活性酸素からダメージを受けることで老化を進めてしまいますが
抗酸化作用は、ビタミンCやビタミンEより強く、老化を防いでくれていました。
寝不足だとくまができたり肌の調子がよくなかったり顔がやばいことになるのは、
メラトニンの分泌が少ないせいでした。
メラトニンの作用をまとめると以下のようになります
1.体内時計の調節
2、睡眠の維持と質の向上
3、時差ボケの解消
4、抗ストレス作用
5、抗酸化作用
6、免疫力増強作用
7、抗腫瘍作用
8、抗鬱作用
メラトニンは脳内の松果体というところから周期的に分泌され、
その濃度は日中低く、夕方から上昇しはじめ、深夜12時ごろピークに達し
その後朝に向けて徐々に減少します。そうやってメラトニンの濃度の変化によって
体内時計を調節しています。
メラトニンの分泌は7歳がピークで思春期から減少し、40歳で20歳の半分になり、その後も加齢とともに減少します。
メラトニンが減少するとエストロゲンやテストステロンも減少してきます。そして閉経や加齢に伴う変化が起きて、免疫力が低下して感染症、がん、自己免疫疾患にかかりやすくなります。
このようなことからメラトニンは睡眠障害の治療だけでなく、老化の予防に使用されます。
日本ではメラトニンは販売されていませんが、わが国ではiherbで購入することができます。
老化予防目的では0.1~1.0mgの少量を、睡眠障害の治療の目的では0.5~10㎎程度を使用します。
メラトニンのサプリで検索したらこんなにたくさん製品があります。そして安価です。
是非試してみたいです。
それから、メラトニンはセロトニンというホルモンが原料になっているので
セロトニンを増やすことも大事です。
それについてはまた次回お話します。
うちのわんこが生きている頃は、夜中や明け方せき込むことが多くて眠れないことが多くて
メラトニンでも買ってみようかと思っていましたが
10日ほど前に亡くなってしまいました。
よく眠れるようにはなったけど、寂しいです。。