うみまち発!crystal diary

アラフィフ女医です

開業回想録からの妄想

開業当初は、まず、専門医も取得している主科の保険診療分野から
始めました。
開業前の2年、近くのクリニックで週1回外来をしていたので
その時の患者さんがきてくれたり
駅の看板や電柱の看板を見てきてくださった患者がいたり
でも
まだ認知度が低く、1日30人ぐらいをゆっくり診察していました。

2,3年と診療していくうちに
もともと興味があった
自費診療も取り入れたいと思うようになりました。
プラセンタ注射やビタミン注射、マイヤーズカクテルなどを取り入れると
特にプラセンタは大人気になりました。

漢方やホメオパシーも好きなので取り入れようとしましたが
こちらはあまり増えませんでした。

4,5年目には1日80人ぐらいの方を診るようになりました。

本当は
じっくり話を聞いて、その方の
エネルギーレベルだったり、生活の仕方、考え方、障害になっているものなど
をお聞きしながら、治療をしたいと思うのですが

だんだん患者が増えるにつれ
話をする時間が無くなってきて

注射ばかりに追われるようになりました。

その他にも、

色々な方面での歪みがほころびが軋みがでてきて、

そして、
この形態では続けていくのが難しい、
盛況のうちに継承しようと思い
8年目に継承しました。

思い切ったことをしたと思われるかもしれませんが
私には、この開業形態での未来は描けなかったので
全く後悔はないです。

いつか
一人一人向き合うゆっくりとした開業形態で
また出来たらいいなと思うこともありますが

たぶんそれは
子供にかかる費用がなくなって
つまり大学までちゃんとお金を出し終わって
一人立ちしてもらってから
になるでしょう。

もうけを考えずに
好きなことを仕事にのんびり過ごすというのは
憧れではあります。

実現するかわかりませんが。