「三密」
人間の価値観って、もろいというか、 フレキシブルというか、確固たるものではないという、 代表例になりそうですね。
「三密」
「密閉」「密集」「密接」で三密です。
言わずと知れた、コロナウイルスのクラスター発生を回避するための対策として、多くメディアで言われた言葉ですね。
コロナ前は
「混んでいるところ」 =人気のところで
いい、羨ましい、行ってみたい、 楽しそう、満足、
などの気持ちに結びつくところでしたが
今は 「混んでいるところ」 =感染するかもしれないところで
怖い、行きたくない、行ってはいけない、
など負のイメージです。
原宿や渋谷の繁華街の賑わい、 立ち見の出る講演、 行列のできる飲食店、 連休の駅や空港の混雑などはなくなってきて
もう密になることはないのかな。
それとも、 何年かしたらだんだん 怖いという感情はなくなって 元の価値観に戻るのかな。
人間って、忘れっぽいから、 怖さは忘れてまた 密に、戻りそうですね。