うみまち発!crystal diary

アラフィフ女医です

慢性の痛みと食事の関係も新たにいろいろ分かってきています。

Courseraという無料で最新のトップレベルのアメリカ大学講座がオンラインで受けられるサイトで、ミネソタ大学のジェームズ博士の慢性痛を避ける”preventing chronic pain: a human systems approach”という講座を受講していました。

素晴らしくまとまっていて、全部理解したいのですが、ボリュームがかなりあるので今復習しているところです。なかなか時間がかかりそうです。日本のペインクリニックですと、どうしても注射、神経ブロックの話題が多くなってしまうのですが、多方面の話題がありました。痛みも、筋筋膜性疼痛や口腔周囲の痛み、線維筋痛症など分類も日本のものと異なっているのが興味深いです。

今日はその中から最近のみと栄養に関連した話題のトピックスとして紹介されていたものについてかきます。

まず1つ目、わかってきたことは多くの食べ物からの栄養で、筋肉と強さや動き、エネルギーを改善することができて、炎症や痛みを減らすことができるということです。

なので、これから痛みがある方へのアプローチの幅が広がり、食事に気をつけることの重要性がますます増すでしょう。私自身も、砂糖を減らして、MCTオイルなどのオイルを多くとるようにしただけで、全身の痛みから解放され体がよく動くようになりました。

それと関連していますが、2つめに炭水化物や糖分、例えば、ドーナッツやベーグル、果物のジュースなどで痛みのフレアが起こるということです。フレアがよくわからなかったのですが揺らめきという意味なので、強い弱いを繰り返し続く痛みということでしょうか。

そして、3つ目に慢性痛もそれに使うオピオイドの痛み止めも糖の代謝に影響し、体重を増やすということです。抗うつ薬などの体重増加は問題になっていますが、ペインクリニックで使うほかの薬でも体重増加がありうるし、薬だけでなく慢性痛があること自体で糖代謝が変わってしまうということです。食べてないのに太るとおっしゃる患者さんがよくいますが、糖代謝の変化によるものなのかもしれませんね。