家族の入信

安倍元総理を殺害した山上容疑者のニュースに関連して、統一教会の話題も多くなっています。山上容疑者は、母親が宗教団体に多額のお金を費やして家庭がめちゃめちゃになったのが動機と語っているようです。

テレビでは、それから派生して、元信者の話で、教会に多くの献金や物を買うことを強要されたとか、家を売った、破産した、洗脳されていた、そんなことを語る人もいます。

それに関して、今でも引っかかっている私の長女の留学先での洗礼を思い出しました。

長女は高校留学で2年間バンクーバーにいたのですが、そこで教会によく通っていました。17歳もうすぐ帰国という時になって、教会の方から娘に洗礼のすすめがありました。

その話を聞いた時、私の中では、あれ?そんなことするの?と小さな違和感が芽生えたのを覚えています。それでも、遠い異国の地に1人でいる娘、むげに反対してまた次の想定外の行動に出るのを恐れて、LINE越しに受けてもいいよと、言ってしまいました。

数年経った今でも、あの時何ですすめてきたの?信者を増やすため?献金を増やすため?と勘繰ってしまいます。

山上容疑者のように家族の入信で苦悩する姿が自分と少し重なってしまいました。

もちろん山上容疑者の行動は許せるものではないですし、いきどおりをかんじています。

家族の入信で殺害までいくような強い恨みを持つこともあるのだと再認識しました。

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