ペインクリニックで歩けるようになる?

昨日は週1度のペインクリニック外来の日でした。

コロナの巣ごもりの影響で外に出るのがこわいおじいちゃんおばあちゃん、

リモートワークの影響で通勤がなくなり歩く機会や運動の機会がすっかり減ってしまった4,50代の方たち

腰を痛くする要素はそろっているので、最近腰痛の方が多いです。

高齢者は特に、長いこと腰痛で寝込んでいると、

足腰の筋肉が弱って歩けなくなるし、筋肉が落ちると足への血流が悪くなり

足がむくんだり、つったりします。

腰から足へ行く太い神経坐骨神経があるのですが、

坐骨神経は臀部といわれるおしりっぺたの奥を走って、足に行っています。

歩くことで臀筋が鍛えられるのですが、歩けないと臀筋がやせてきて血流不足になり

坐骨神経も血流栄養不足になり、足先やすねあたりの痛みを感じたり

足裏の灼熱感、砂利の上を歩いているような違和感を感じたりします。

いわゆる悪循環です。

痛いがために動けなくてそのために筋肉が落ち血流が減りさらに痛くなるという。

腰のブロックの一つ、硬膜外ブロックをすることが多いのですが

このブロックの特徴は痛みをとるだけでなく下半身の血流を良くすること

それから、繰り返しできること、神経に針を刺すわけではないのでそこまで痛くないこと

が挙げられます。

昨日質問されたのですが

今はあまり痛くないけど、歩けなくなっている。

ブロックしたらまた歩けるようになりますよね?

答えは

ブロックは痛みをとるために行うので、長いこと歩けていなくて歩けなくなっている場合

少しずつ筋肉を使うリハビリをしていくしかない

となります。

まだまだ続くコロナ巣ごもり生活

人との接点を何とか保つことや

体を健やかに動かすこと

忘れずにいたいですね。