麻酔科医の三大デメリット
おはようございます☀️
昨日は、休日に挟まれた平日で
病院も混み合っていたように思います。
今日は私が思う麻酔科医の三大デメリットについて書いてみようと思います。
1
太陽を浴びない。
手術室には、通常窓がなく、外の様子が分かりません。窓際でも陽の光を浴びるとビタミンDが生成され、骨粗鬆症予防になりますがそれがほぼ一年中できません。日中の天気の変化や温度の変化も分かりません。朝から昼になって夕方になるという1日のリズムも感じることができないので、睡眠覚醒リズムも狂いそうです。(これは、エビデンスがあるわけではありません)
太陽という最大の自然の恵みを享受できないのは、かなりのデメリットです。
休みの日になるべく外に行くようにした方がいいかもしれませんね。
2
仕事の長さを自分で調整できない。
当たり前ですが、全身麻酔をするのは手術をするためであり、手術をするのは術者です。手術が終われば麻酔の仕事も終わります。逆に手術が終わらない限り麻酔の仕事は終われません。
昨日は、外科も脳外科も産婦人科も揃って予定の手術時間を3から5時間以上オーバーしてしまいました。こんな時は麻酔科医の仕事時間も延びます。
逆に、今日は働くぞーと張り切っていても、手術がなければそれまでです。
3
患者様に感謝されることがない。
これはよく言われることです。手術の担当医は無事手術が終われば患者家族からお礼を言われます。特に困難な状況に打ち勝つ手術であれば尚更です。大したことではないように思いますが、調べてみると外科医と麻酔科医のモチベーションの点で、もしかしたら、かなりの差があるかもしれません。いくら完璧な麻酔をしたところで患者やその家族にはほぼ分かってもらえず、強いて言えば、手術室看護師や外科医に認められるかどうかが些細な励みになっているだけです。結果、自己満足に走るので、麻酔科医って変わった人が多いのかな笑笑。
麻酔科医の生態が知りたかったら漫画の麻酔科医ハナがお勧めです。
女医のハナさんが奮闘しています。
こんなところで仕事するのは夢のまた夢です。