医師の働き方について常々思うこと

一般の方は

医学部に入って医師になったら一生安泰だと

思われているかもしれませんが

そうでもないです。

 

試しに、同期の女性医師がどうしているかを

思い出してみたいと思います。

 

1学年80人のうち20人が女性でした。

全員の消息は、とても掴みきれませんが、

半分以上は子供がいて

働きながら子育てをしています。

 

大半は子供が小さい時は

仕事への比重を減らしています。

 

非常勤や時短勤務で働く人が多く

その後もフルに戻る人は少ないです。

 

非臨床系の講座の准教授が1人

開業して短めの時間で働いているのが1人

週3で老人施設勤務が1人

地域の大きめの病院の非常勤医師や

クリニックの非常医師が多数派ですね。

 

そういう私も

今は病院非常勤医師です。

 

そして、同じ科の医師達はというと

同期では全くやめてしまった人は

いなさそうですが、

医局の中では結構います。

研修医2年目で主婦になったり

4年目で開業医の妻になったり。

 

また

男女問わず辞めさせられて離職する人は

結構います。

3年目の先生がある朝突然来なくなったり。

 

医師になって数年が1番辛いので

そこで辞めてしまうケースがありますが

専門医をひとつくらいとっておくとおかないで

大きな違いがありますね。

 

若くして辞めるとなかなか戻れないです。

 

今だと

常勤医師が見つかったから

非常勤医師はいらないと

言われてしまうケースは

普通にみられます。

病院が倒産して辞めざるを得ないケースもあります。

 

医師は安定した職業だと思っている方

それは大間違いで

先読みしておかないと

突然必要とされなくなったりします。

 

かと言って

バイトなどを探せば

収入はある程度確保されるので

食べていけなくなることは

ありません。

 

医師はいわゆる自由業なんですよね。

どこかの企業に所属している

サラリーマンとは

仕事や就職に対する考え方が

全く違うと言っていいかと思います。

病院のために働くという

帰属意識が薄く

辞めても次があるさと

思うことも多いです。

 

今の医学生が

医師になる頃には

雇用形態も

雇用分布(病院、クリニック、在宅、科、企業)も

すごい速さで

変化していきそうです。

 

雇用されている若い医師達が

忙しすぎるせいか

医療界の

ヘルスケア界全体の

先読みできていないと思います。

 

いつまでも、

病院内で待っていたら

患者が来て手術がさせてもらえる勤務医では

いられないかもしれません。

自分で自分をアピールして

患者を集める時代になるかもしれませんね。

 

私は必要とされるうちは

必要とされるところで働こうと思います。