開業の思い出③
8年開業していて
最初の3年は
比較的時間に余裕がありましたが
その後はずっと忙しくて
4年目くらいからは
予約制で初診は制限し
それでも
祭日や年末年始、夏休みの前は
患者で溢れかえって大変でした。
開業スタイルとして
私がいないとすすまない
つまり
自分で手をかけてなんぼの
スタイルだったので
自分で自分の首を絞めるかのように
苦しくなってきました。
非常勤で週一回応援に来てもらったりしましたが
あまり解決にはなりませんでした。
体も不調を見せるようになり
腰痛
腕や肩の痛み
不整脈などに
悩まされました。
患者さんを減らせば
いいと思われるかもしれませんが
3分の2に減らせば
収入も3分の2
それでは少なすぎます。
もっと高い治療に特化したり
1人の患者に時間をかけないように
したりすれば
良かったのかもしれません。
でも
10年後も続けていける
体力と仕事量のバランスの
落とし所は
見つからないと思っていました。
忙しい分
内部留保も増えてきたし
誰かに引き継いでもらうにしても
傾きかけているクリニックより
患者がたくさんいる時期の方が
引く手あまたとまでは行かなくても
引き継いでくれる人がいるのではないか
今がチャンスかも。
そんな考えが浮かんでいました。
そして
一人で診療しているととにかく休めないんです。
子供がカナダに単身行っていた時期は
何かあってもカナダに駆けつけられないなと
シングルで保護者も一人なので
それも困っていました。
結局何事もなく
日本に戻ってきてはいますが。。
いやぁ
開業医って
大体一人でやっていることが
多いですが、
大変ですよね、意外と。
でも、男性だと
そこだけに集中できて、
家事や育児は奥さんに任せられるから
まだ背負うものは少ないのかな。
前回の開業は
名付ければ、子育て開業
小学生が気軽に母の職場に来られるメリットがありました。
次に開業するなら
シニアマイペース開業
半分趣味みたいに生活を背負わなくてよくなったら
また事業してもいいかな
なんて
ふと思っています。
今はまだ構想練り段階ですね〜。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません