麻酔がどうして効くか、分かってないのにこんなに使われている
2020年6月8日
麻酔の時に使う薬は3種類あります。
鎮静薬→意識をとる薬
鎮痛薬→痛みを取る薬
筋弛緩薬→筋肉を弛緩させて手術をしやすくする薬
です。
意識をとる薬、鎮静薬は大きく
吸入麻酔薬と静脈麻酔薬に分かれます。
このニュースは吸入麻酔薬のことです。
吸入麻酔薬など全身麻酔に関する薬が
他の分野の薬と比べてすごいところは
個人差がとても少ないことです。
私、麻酔が効かないことないですか?
と聞かれても
それはないです
と、自信たっぷり言えますし、
麻酔かかる直前に
眠らないように頑張る人もいますが
100%寝てしまいます。
吸入麻酔濃度でおおよそ寝ていることを
推測しますが
その予想濃度を
大きく外れておきていることも
まずないです。
ということは、
個体差に影響を受けないように
頭のどこかの回路に効くのではなく
全ての細胞がもつ細胞膜に
関わる場所があるというのも
うなずけます。
100年以上謎だった「なぜ全身麻酔で人は意識を失うのか」がようやく解明へ – GIGAZINE
それにしても
どうしてgigazine.netなのでしょう。
Yahooニュースとかじゃなくて。