コロナで高齢者のフレイルが心配
フレイルって聞いたことありますか?
簡単に言えば「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。
元気なお年寄りは、フレイル状態になりたくなくて日々運動したりあ周囲と関わりを持ったり、趣味を持ったりして元気に老後を過ごそうと頑張っているのです。次の5項目に3つ以上当てはまるとフレイル状態です。
体重減少。疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる。歩行速度の低下。握力の低下。身体活動量の低下。
そこにコロナです。
外来でお会いする高齢の患者さんは口々に外に出られない、どこにも行っていない
それはそうですよね。
高齢者は重症化するとテレビで言ってるし
近くで楽しんでいた地域の集会所での習い事、運動施設、ジム、など
軒並み閉鎖しているし
これが3ヶ月続いたら
立派なフレイル状態が出来上がってしまいますよね。
若い子は少しぐらい動かなくても衰えないでしょうけれど
そしてすぐ取り返せるでしょうけれど
お年寄りは
一度失った筋力はかなり取り返すのに時間がかかります。
気づいた時には歩けなかったり、食欲も、元気もなくなっていたり
認知症も進んでしまったり
心配です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません